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中古スマホをオーストラリア用に購入|iPhone 8/XでもeSIMは使える?



オーストラリアへの留学やワーホリを控え、通信費を節約しようと中古スマホの購入を検討する人は少なくありません。ただ、買う前に知っておくべき重要なポイントがあります:iPhone 8やiPhone Xといった比較的新しい機種でも、eSIMに非対応という落とし穴です。

結論:iPhone 11以降(またはiPhone XS/XR以上)が必須。iPhone 8・Xは物理SIMのみ対応で、オーストラリアのeSIM導入トレンドには乗れません。中古購入時は「eSIM対応」機種を事前確認してから購入してください。

この記事でわかること

  • iPhone 8・Xが eSIM非対応である理由と、対応機種の見分け方
  • オーストラリアで利用できるeSIM対応スマホ機種一覧(iPhone・Android)
  • Telstra・Optus・Vodafoneなど主要キャリアの対応状況
  • 中古スマホ購入時の確認チェックリスト
  • データ専用 vs 電話番号付きeSIM:用途別選択基準
  • オーストラリア到着後の実際の設定ステップ
目次を開く
  1. iPhone 8・Xはなぜ eSIM非対応なのか
  2. オーストラリア対応 eSIM機種完全一覧
  3. キャリア別eSIM対応状況(Telstra・Optus・Vodafone)
  4. 中古スマホ購入時の注意点&チェックリスト
  5. データ専用 vs 電話番号付きeSIM:用途別比較
  6. オーストラリア到着後の設定方法(実践ガイド)
  7. よくある質問
  8. 判断基準&選択フロー

1iPhone 8・Xはなぜ eSIM非対応なのか

eSIM搭載の最初のiPhoneは「iPhone XS/XR」

9年間のeSIM・海外SIMサポート経験から申し上げると、eSIM対応機種の判定は「発売時期」で決まります。Appleの場合、eSIM機能を搭載した最初のiPhoneは 2018年9月発売の iPhone XS・iPhone XR です。

iPhone 8やiPhone 7は、それより前の世代に当たるため、以下の制限があります:

  • 物理SIMカード(SIMスロット)のみ対応:従来のプラスチックカード型SIMしか認識しません
  • デジタル化されたeSIMのプロファイルをインストールできない
  • SIMの抜き挿しが必要なため、複数キャリアの同時利用が不可
💡 補足:eSIMとは何か
eSIM(embedded SIM)とは、スマートフォンに組み込まれたチップに、SIM情報(プロファイル)をデジタルで書き込む方式です。物理カードが不要になり、オンラインですぐに契約・切り替えが可能。留学やワーホリでキャリア変更が多い人にとって非常に便利です。

Apple以外のメーカーでのeSIM搭載時期

Android機種の場合、メーカーやモデルによってばらつきがありますが、おおむね以下の目安が参考になります:

  • Google Pixel:Pixel 3以降(2018年10月以降)eSIM対応
  • Samsung Galaxy:Galaxy S20以降(2020年3月以降)eSIM対応
  • その他(OnePlus・Xiaomi):機種により異なるため、個別確認が必須
💡 確認方法
購入予定の中古スマホ型番が分かったら、メーカー公式サイトのスペック表で「eSIM対応」の記載を探しましょう。「Dual SIM」「nano-SIM + eSIM」という表記があれば対応です。

2オーストラリア対応 eSIM機種完全一覧

iPhone(推奨)

オーストラリアのキャリア(特にTelstra)との相性が良く、日本人ユーザーが最も安心できる選択肢です:

  • iPhone 11以降すべてのモデル
    • iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
    • iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
    • iPhone 13 / 13 mini / 13 Pro / 13 Pro Max
    • iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max
    • iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max(最新)
  • iPhone XS / XS Max / XR(古めですが、まだ実用的)
中古市場での主流
iPhone 11・12・13は中古市場に出回っている台数が多く、価格も手ごろです。オーストラリア向けはこの世代がおすすめです。

Android(Google Pixel推奨)

Android選択時は以下を参考に。ただし、オーストラリアキャリアとの相性確認が別途必要な場合があります:

  • Google Pixel 3以降
    • Pixel 3 / 3a / 4 / 4a / 5 / 5a
    • Pixel 6 / 6 Pro / 6a
    • Pixel 7 / 7 Pro / 7a(推奨)
    • Pixel 8 / 8 Pro(最新)
  • Samsung Galaxy S20以降
    • Galaxy S20 / S21 / S22 / S23 / S24
    • Galaxy A52以降(廉価モデルながらeSIM対応)
  • その他:OnePlus、Motorola、Xiaomiなどもモデルにより対応。個別確認が必須
⚠️ Android購入時の注意
Androidはモデルの種類が多く、同じメーカーでも「eSIM対応・非対応」が混在します。中古購入前に、型番を確認して必ずメーカー公式スペックを確認してください。

eSIM対応の場合にも、端末の対応バンドによりオーストラリア国内で利用できない場合がございます。
ご利用中の端末が利用できるかご不安な場合は別途お問い合わせください。

3キャリア別eSIM対応状況(Telstra・Optus・Vodafone)

オーストラリアの主要3キャリアのeSIM対応情報をまとめました。どのキャリアを選ぶかで、利用できる機種や料金体系が変わります:

キャリア カバー率 eSIM対応 向く利用者 料金帯 日本語サポート
Telstra 98.8%(全国最高) ✅ 対応 郊外・遠隔地への移動が多い人
安定性重視
やや高め パートナー経由で あり
Optus 98%程度 ✅ 対応 都市+周辺部バランス
コスパ重視
中程度 限定的
Vodafone 97%(都市中心) ✅ 対応 都市滞在のみ 最安級 なし

Telstra経由のeSIM利用(イエローモバイルなど)

9年のサポート実績から見ると、Telstraのネットワークを使ったeSIMが留学生・ワーホリユーザーに最適です。理由は:

  • カバー率98.8%:オーストラリア全土で最強
  • 郊外・遠隔地でも圏外になりにくい
  • イエローモバイルなど日本企業のeSIMパートナーが提供しており、日本語サポートが受けられる
  • eSIM対応機種なら、オンライン完結でプロファイル取得が可能
最短24時間でアクティベーション
Telstraベースのパートナー企業(イエローモバイルなど)であれば、日本から事前申し込み→オーストラリア到着後、最短24時間で利用開始できます。

Optusのコスパと使い勝手

都市部の大学キャンパスやシドニー・メルボルン市内に留学する場合、Optusのesimも選択肢です:

  • Telstraより安い料金設定
  • 都市~周辺部の5G対応が進みつつある
  • ただし、郊外移動が多い場合は要注意

Vodafoneは都市特化・郊外圏外リスク

⚠️ 向かないケース
Vodafoneは最安値ですが、ウーロンバッタ(Wollongong)やタムワース(Tamworth)など地方都市で圏外になる報告が多いです。ワーホリで地方就職を考えている人は避けた方が無難です。

4中古スマホ購入時の注意点&チェックリスト

重要な確認項目

オーストラリア用に中古スマホを購入する場合、以下の順番で確認してください:

eSIM対応の確認:iPhone XS以降(iPhone 8・Xは非対応)か、Androidは公式スペック確認済みか
SIMロックの確認:購入国のキャリアロックが解除されているか(オーストラリア用は必須)
バッテリー健全度:中古の場合、80%以上あるか目安。オーストラリア1日観光で200%消費するリスク
OS対応バージョン:最新eSIMプロファイルに対応するiOS / Androidバージョンに更新可能か
物理的ダメージ:液晶割れ・背面ダメージがないか。オーストラリアでの修理は高額
盗難・詐欺商品でないか:eMEIで確認(中古販売業者に依頼)

SIMロック解除の必須性

日本国内で購入した中古スマホの場合、「日本キャリアのSIMロック」がかかっている場合があります。これを解除しないと、オーストラリアのeSIMが認識されません:

  1. 購入先キャリアの確認:ドコモ / au / SoftBank のいずれかを確認
  2. SIMロック解除申請:各キャリアのウェブサイトで手続き(本人確認が必要な場合あり)
  3. 数日後、ロック解除完了メール受信
  4. オーストラリアでeSIM設定時に、ロック解除済みの状態で実施
🔧 SIMロック解除の手続きは事前に日本でやっておくべき
オーストラリア到着後は、キャリアの窓口連絡が難しくなります。必ず日本出発前に済ませましょう。

バッテリー劣化のリスク

中古スマホで見落としがちなのが「バッテリー劣化」です。オーストラリアでの実使用を想定すると:

  • 都市観光でGPS・マップ連続使用で1日50~80%消費は当たり前
  • バッテリー健全度が60%以下なら、外出時にモバイルバッテリーが必須
  • 現地修理(バッテリー交換)は$100~200/回かかる傾向
⚠️ 目安:バッテリー健全度80%以上を推奨
iPhoneなら「設定 > バッテリー > バッテリーの状態」、Androidなら設定のバッテリーメニューで確認できます。購入時にこの数字を質問しましょう。

5データ専用 vs 電話番号付きeSIM:用途別比較

eSIMには大きく2種類があり、滞在期間と用途で選択が変わります:

タイプ 特徴 料金 向く人 設定難度
データ専用eSIM インターネット通信のみ
SMS・音声通話なし
$15~25/月
(10GB前後)
短期旅行者(1~4週間)
日本への連絡は VoIP オンリー
やや簡単
電話番号付きeSIM SMSと音声通話も利用可
ローカル番号取得
$20~35/月
(データ+通話無制限など)
留学生・ワーホリ(3~12月)
アルバイト面接・銀行口座開設で SMS 認証が必須
標準的

なぜ電話番号が必要か

オーストラリアで3ヶ月以上滞在する人は、電話番号付きeSIMが必須です。理由は以下の通り:

  • 銀行口座開設:Commonwealth Bank等でSMS認証が求められる
  • 求人応募・面接:雇用主から電話・SMSで連絡が来る
  • シェアハウス契約:大家・物件管理会社の確認電話が入る
  • 医療機関の予約:病院・歯科からのリマインドSMS
  • Uber・配達サービス:ドライバー確認の電話・SMS
💡 ローカル番号の形式
オーストラリアの電話番号は「+61」で始まり、例えば「+61 2 9999 1234」といった形。最初の「0」を除いた形で記述されることが多いです。

データ専用で我慢できるケース

以下のケースなら、データ専用eSIMでも対応可能:

  • シドニー大学など、大学のWi-Fiで大部分をカバーできる
  • WhatsApp / LINE / Google Voice で国際通話・SMS認証をカバー
  • バックアップとして物理SIMカード(現地購入の通常SIM)を別途用意

6オーストラリア到着後の設定方法(実践ガイド)

ステップ1:出発前の準備(日本で実施)

  1. eSIM提供企業から「QRコード」または「アクティベーションコード」を取得
    メール等で受け取り、スクリーンショットを保存しておく
  2. スマホの「設定」で「モバイル通信」を開く
  3. 「eSIMを追加」 → 「QRコードを読み込む」を選択
  4. プロファイルがダウンロードされ、アクティベーション待機状態に
🔧 Wi-Fi環境が必須
QRコード読み込みと初期プロファイル設定には、Wi-Fi接続が必要です。出発前に家のWi-Fiで試すことを推奨します。

ステップ2:オーストラリア到着直後(空港)

  1. 空港のWi-Fiに接続(Qantas Free Wi-Fi等)
  2. スマホ「設定」 → 「モバイル通信」 → 新しいeSIMプロファイルを確認
  3. 「このラインを使用」をタップし、アクティベーション開始
  4. 5~30分待つ(提供業者によって異なる)
  5. 4Gマーク出現 → 接続成功
アクティベーション完了の確認
Telstraベースのパートナー(イエローモバイルなど)なら、アクティベーション完了時にSMS確認メッセージが届きます。これが目安です。

ステップ3:複数eSIM併用時の設定

日本の回線を残したい場合(国内への緊急連絡用など)、デュアルeSIMを活用:

  1. 「設定」 → 「モバイル通信」で両方のeSIMが表示されている確認
  2. 「主回線」に Telstra系のオーストラリア回線を設定
  3. 「副回線」に日本の MVNO(IIJmio等)を残す
    データを副回線に割り当てず、必要時のみ手動切り替え
  4. オーストラリア滞在中は、データ使用を主回線に固定
⚠️ データローミング注意
副回線がアクティブなままだと、意図しない国際ローミング料金が発生する可能性があります。必ず「モバイルデータ」を主回線のみに設定してください。

ステップ4:トラブル発生時の対応

まれに「eSIMが認識されない」というトラブルが発生します。その場合:

  • 機内モード ON/OFF:スマホを飛行機モードにして15秒待機、戻す
  • スマホ再起動:電源を完全オフにして30秒後に起動
  • Wi-Fi再接続:一度Wi-Fiを切断して再接続
  • キャリア設定を手動選択:「設定」 → 「キャリア」で「Telstra」を選択
  • それでも失敗なら、提供企業のサポート連絡**(24時間対応のパートナー推奨)
💡 サポート連絡先は事前メモを推奨
イエローモバイルなど、日本企業パートナーであれば、日本から電話・メール相談が可能です。出発前にサポート情報をスマホに保存しておきましょう。

7よくある質問

Q1. iPhone 8を持っていますが、何とか eSIM を使えませんか?
残念ながらできません。iPhone 8は物理SIM限定で、eSIM機能は一切搭載されていません。オーストラリアで物理SIMカード(数日で郵送或いは実店舗購入)の取得なら可能ですが、eSIMの利便性(複数キャリアの即切り替え、SMS対応)は使えません。
Q2. SIMロックが解除されているかどうか、どうやって確認しますか?
最も確実な方法は、購入元の中古販売業者に「SIMロック解除済みか」を質問することです。自分で確認したい場合は、以下の手順:(1)設定 → キャリア表示で「Docomo」「au」などの表記がなく「自動」になっているか、(2)オーストラリア到着後、実際にTelstraのeSIMプロファイルが認識されるか。後者は確実ですが、前者を先に確認するのが賢明です。
Q3. データ専用eSIM から電話番号付きeSIM に後で切り替えられますか?
可能です。データ専用で開始後、銀行口座開設やアルバイト決定時点で、同じ提供企業に依頼して「追加のeSIM」として電話番号付きを取得できます。ただし新規契約扱いになることが多いため、最初から電話番号付きを取得する方が手間なく、長期滞在予定なら推奨です。
Q4. Telstra系のeSIMで、オーストラリア国内通話は無制限ですか?
提供プランによって異なります。イエローモバイルなど、日本企業パートナーのプランであれば、通常「オーストラリア国内通話無制限」が基本です。ただし日本への国際電話は別途料金(通常$0.99/分等)がかかります。詳細は提供企業の料金表で必ず確認してください。
Q5. 中古 Android(Google Pixel等)を買うときの注意点は?
iPhoneと同じく、(1)eSIM対応機種か公式スペック確認、(2)SIMロック確認・解除、(3)バッテリー劣化確認が必須です。加えてAndroid固有として、(4)OS バージョンが最新に更新できるか(古いPixelなら サポート終了の可能性)、(5)購入国の SIM ロック(例:米国 Verizon ロック)がないか、を確認すると万全です。

8判断基準&選択フロー

【ケース 1】シドニー大学に留学予定、期間 1年

推奨選択:iPhone 12/13 中古 + 電話番号付き eSIM(Telstra系)

  • 中古iPhone 12/13なら価格も手ごろで、耐久性も十分
  • 大学Wi-Fi カバー外での移動時、Telstra 98.8%カバーで安心
  • 銀行口座・アルバイト・学生住宅契約で、電話番号が必須
  • 事前に日本で SIM ロック解除を済ませ、到着後 24 時間でアクティベーション

【ケース 2】メルボルン観光 2 週間

推奨選択:データ専用 eSIM + 既存スマホ(eSIM 対応機なら)

  • 短期なので新規購入は不要。今持ってる iPhone XS 以降 or Pixel 3 以降 で十分
  • ホテル・カフェ Wi-Fi で大部分カバー、不足分をデータ eSIM で補う
  • 設定簡単で、帰国後は削除するだけ

【ケース 3】ワーホリで地方就職検討(シドニー外)

推奨選択:iPhone 11 以降 + Telstra 系電話番号付き eSIM

  • Vodafone では地方で圏外リスク。Telstra 98.8%カバーは必須
  • 地方でのアルバイト面接・シェアハウス探しで電話番号が不可欠
  • 中古 iPhone 11 なら $300~500 程度で手に入りやすい

【ケース 4】すでにオーストラリアにいて SIM 切り替え検討

推奨選択:現在の eSIM 対応スマホで、Telstra 系乗り換え

  • 新規購入不要。オンラインで新 eSIM プロファイルを取得・切り替えするだけ
  • 数時間でアクティベーション完了
  • 電話番号も同時取得できるパターンが多い

まとめ:中古スマホは「eSIM対応機種の事前確認」がすべてです。iPhone なら XS 以降、Android なら Pixel 3 以降を基準に、購入前に必ずスペック確認。そして日本出発前に SIM ロック解除を済ませれば、オーストラリア到着後は快適なインターネット環境が手に入ります。

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シム吉 / イエローモバイル

編集長

シム吉 / イエローモバイル

イエローモバイル公式ブログ担当。海外SIM/eSIMの販売・サポート歴9年。留学・ワーホリ・長期滞在の方から多い「到着直後にネットがない」「設定が難しい」「どの容量を選べばいい?」を、できるだけシンプルに解決する記事を作っています。現地回線の特徴と、iPhone/Androidの設定ポイントを押さえた“失敗しない手順”が得意。迷ったときに戻ってこられる、実用第一のブログを目指しています。

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