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渡航先で使える?スマホの周波数(バンド)を公式の情報で確かめる方法

渡航先で使える?周波数を確かめる 公式の情報で、自分でチェック。スマホとパソコンで仕様を見比べる女性のイラスト

渡航先でスマホが使えるかどうか、AIに聞いて確かめている人もいると思います。ただ、実際にAIへ同じ質問をして比べた記事では、Geminiが「B20は非対応」と誤って回答した例がありました。実際は対応していて、ChatGPT・Claudeは正しく答えていました。

AIの答えは正しいことも多いのですが、食い違うこともあります。最後は公式ページを自分の目で確かめられると安心です。確かめ方は難しくありません。機種ごとの「見る場所」さえ分かれば、スマホと通信会社の公式ページで完結します。

このページの構成

  1. 自分のスマホの対応周波数を、公式サイトで見る
  2. 渡航先の回線が、どの周波数を使っているか
  3. SIMロックがかかっていないか確かめる
  4. 5Gを使う場合の注意
  5. AIの答えを公式で確かめて分かったこと
  6. まとめ

1自分のスマホの対応周波数を、公式サイトで見る

対応周波数(バンド)は、機種ごとにメーカーや通信会社の公式ページに載っています。ここでは主なキャリア・端末について、見る場所を紹介します。画面の項目名は、実際に表示されている文字のとおりに書いています。

ドコモの機種で見る場所

機種のサポートページにある「サービス・機能とスペック」を開き、「対応周波数詳細」の「開く」を押すと、「国内」「海外」の表が出てきます。渡航先で使うかどうかは「海外」の表を見てください。

表の下まで見る

ドコモのSC-51E(Galaxy S24)のページでは、「海外」の表の本体にバンド20の行がありません。バンド20は、表の下にある「その他対応バンド(海外)」という別の一覧にだけ書かれています。表の本体だけを見て「対応していない」と判断しないよう、下の一覧まで確認してください。

auの機種で見る場所

auは機種ごとに「実装周波数一覧」というPDFを公開しています。「利用場所」の欄が「国内」と「海外」に分かれており、機種によっては1ページ目が国内、2ページ目が海外という構成です。au公式サイトで機種名と「実装周波数一覧」を組み合わせて探すと見つかります。

ソフトバンクの機種で見る場所

製品ページのスペック欄にある「通信方式」から「詳細はPDFをご覧ください」と進むと、「搭載周波数帯一覧」というPDFが開きます。この表にも「国内」「海外」の列があるので、「海外」の列で確認します。

楽天モバイルの機種で見る場所

製品ページの「スペック詳細」にある「対応周波数」の行に、国内・海外の区別なく端末が対応するバンドがまとめて並んでいます。「取り扱い製品の対応周波数帯一覧」という別ページもありますが、こちらは国内利用時の表なので、海外を確かめたいときは製品ページの「対応周波数」を見てください。

iPhoneで見る場所

まず「設定」の「一般」から「情報」を開き、「機種番号」を確認します(Appleの案内では「モデル番号」と書かれています)。最初は部品番号(例:MG694J/A)が表示されているので、これをタップするとA番号(例:A3519)に切り替わります。次にApple公式の「仕様」ページにある「モバイル/ワイヤレス通信方式」を確認します。または「iPhone – 5GおよびLTEネットワークに対応している国を見る」というページで、そのA番号のバンドを探しても構いません。

Google Pixelで見る場所

Googleストアの「技術仕様」ページを開くと、「ネットワーク」の欄があります。ここに「LTE: 対応バンド」「5G Sub-6: 対応バンド」としてバンドが並んでいます。モデル番号ごとに仕様が分かれているので、自分のモデルのページを開いて確認します。

共通の注意

au・ソフトバンク・楽天モバイルの資料には、「〇が付いていても、当社以外のネットワークでの動作を保証するものではない」という趣旨の注記が共通してあります。対応バンドが一致していても、実際につながるかどうかは現地の回線側の条件にもよります。


2渡航先の回線が、どの周波数を使っているか

スマホ側の対応周波数が分かったら、次は渡航先の回線がどのバンドを使っているかです。公式にバンド番号を出している回線会社は、それほど多くありません。ここでは確かめられた例だけを紹介します。

米国のT-Mobileは、公式サイトの「List of T-Mobile networks and supported frequencies」で細かく公開しています。4G LTEはBand 5・4・66、Extended RangeはBand 12・71などです。豪州のTelstraは「4G frequency Band 28 (700Mhz)」と、VoLTEへの対応が必要な旨を公式に案内しています。

当社の商品ページに周波数が書いてある回線は、そこがいちばん確実な確認先になります。Three UK・Orange(ヨーロッパ)は商品ページに対応バンドを明記しています。

商品 4G/LTE 5G
Three UKBand 3(必須)、Band 20(必須)、Band 28、Band 32Band n28、Band n77、Band n78
Orange(ヨーロッパ)Band 1、Band 3(必須)、Band 7、Band 20(必須)、Band 28Band n1、Band n28、Band n78

op(Telstra)・h2o(AT&T)のFAQにもバンドの記載がありますが、番号は書かず、「商品ページ・FAQでご確認ください」とご案内します。オーストラリアSIMで実際に多い質問10にも、オーストラリアのSIMでよくある質問をまとめています。

回線側の公式情報が無いとき

Three UK・TELUS・Orange(フランス)は、回線会社自身の公式サイトではバンド番号を確認できませんでした。この場合は、当社の商品ページの案内に従うのが現実的な確かめ方になります。


3SIMロックがかかっていないか確かめる

2021年10月1日以降に発売された端末は、SIMロックを設定せずに販売することが総務省のガイドラインで義務づけられています。ドコモは2021年8月27日以降、auは2021年10月1日以降(iPhone 13など一部例外あり)に発売された機種がこれにあたります。海外SIMは日本で設定してから出発するにも、出発前の設定について書いています。

iPhoneは「設定」の「一般」から「情報」を開くと、「SIMロック」の欄に「SIMロックなし」と表示されているかで確認できます。画面つきの手順はSIMロック解除ができているか確認する方法(iOS14以降の設定画面)にまとめています。au版のAndroidは「設定」から「端末情報」を開き、「SIMカードの状態」で「許可」(解除できている)か「未許可」かを見ます。


45Gを使う場合の注意

Apple公式は「5Gは特定の国の特定の通信事業者で利用できる」と注記しています。渡航先の回線が対応していない場合や、端末側の対応バンドが少ない場合があります。

ドコモのSC-51Eは、国内は「5G SA」「5G NSA」両方の表がありますが、海外は「5G NSA」の表だけです(n1・n5・n28・n41・n66・n78)。海外では国内より対応バンドが絞られる例として紹介します。


5AIの答えを公式で確かめて分かったこと

ChatGPT・Claude・Geminiに同じ質問をして比べた記事では、SC-51EのバンドB20について、ChatGPTとClaudeは「対応」と回答し、Geminiだけが「非対応」と回答しました。

ドコモ公式の「その他対応バンド(海外)」を見ると、B20は対応に入っています。ChatGPT・Claudeの回答が公式仕様と一致し、Geminiの回答は食い違っていました。ここで大事なのは、答えが割れた時点で、どれが正しいかはAI同士の比較だけでは分からないということです。最後は自分で公式ページを開いて確かめてください。


6まとめ

周波数もSIMロックも、公式ページの決まった場所さえ分かれば自分で確かめられます。AIに聞くこと自体は悪くありませんが、答えが割れることもあります。最後は公式ページで確認してください。

当社の商品(Three UK・Orangeなど)をお使いの場合は、商品ページに書かれている対応周波数の案内に従ってください。

この記事の監修

田邉 陽一(イエローモバイル ディレクター)

イエローモバイルの立ち上げから10年のサポート実績。

公式ページを見ても判断がつかないときは

画面のスクリーンショットを送っていただければ確認します

対応周波数の表やSIMロックの表示画面など、どこを見ればいいか分からないときは状況を確認してご案内します。

イエローモバイル LINEサポート 画面のスクリーンショットを送っていただければ、いまどの状態かを確認してご案内します
LINEで相談する LINEで @741punlg を検索していただいても繋がります。お電話は 047-472-4818(月〜土 10:00-17:00)。ただ、画面を見せていただくならLINEのほうが早いです。

シム吉 / イエローモバイル

編集長

シム吉 / イエローモバイル

イエローモバイル公式ブログ担当。海外SIM/eSIMの販売・サポート歴9年。留学・ワーホリ・長期滞在の方から多い「到着直後にネットがない」「設定が難しい」「どの容量を選べばいい?」を、できるだけシンプルに解決する記事を作っています。現地回線の特徴と、iPhone/Androidの設定ポイントを押さえた“失敗しない手順”が得意。迷ったときに戻ってこられる、実用第一のブログを目指しています。

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