キプロスへの旅行が決まって、現地の通信をどうするか調べているところでしょうか。eSIMを買っておけばよさそうだ、というところまでは見当がついていても、種類が多くて手が止まります。
先に、いちばん大事なところをお伝えします。キプロスのeSIMは、島の南へ行くのか、北へ行くのかで選ぶものが変わります。容量から考えると、かえって決まりません。
データ通信専用eSIM「イー!SIM」を9年ご案内してきた立場から、取り違えないための決め方を整理します。
結論
- 南(キプロス)へ行くなら、キプロス用のeSIM。508円から
- 北(北キプロス)へ行くなら、北キプロス用のeSIM。508円から
- ヨーロッパ周遊のeSIMの対象国に、北キプロスは入っていません
- なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。電話番号は発行されません
- 通信は4G/LTEです
このページの構成
- 先に、南へ行くのか北へ行くのかを確かめてください
- 南(キプロス)へ行く場合
- 北(北キプロス)へ行く場合
- ヨーロッパを何か国もまわる場合
- 買う前に知っておくこと
- 出発前にやっておくこと
- よくある質問
1先に、南へ行くのか北へ行くのかを確かめてください
eSIMを選ぶとき、多くの人はまず「何GB必要か」を考えます。ただ、キプロスについてはその前に確かめることがあります。
宿と目的地が、島の南にあるのか北にあるのかです。
| 行き先 | 選ぶもの | よくある地名 |
|---|---|---|
| 島の南 | キプロス用のeSIM | ラルナカ・パフォス・リマソール |
| 島の北 | 北キプロス用のeSIM | キレニア(ギルネ)・ファマグスタ |
通信の扱いが南と北で分かれているため、商品も分かれています。同じ島の名前が付いていても、対象国の記載が別になっている、と考えてください。
ここを取り違えると、現地に着いてから気づくことになってしまいます
ホテルの予約サイトでは、南も北もまとめて「キプロス」と表示されることがあります。予約票の地名を、出発前に一度見ておいてください。キレニア(ギルネ)やファマグスタが入っているなら、北の商品が必要です。
南北の行き来については、旅程が決まった時点で最新の情報をご確認ください。通れる場所や手続きは変わります。
2南(キプロス)へ行く場合
キプロス用のeSIMを選びます。期間中に使える合計の容量で決める形です。
| 期間と容量 | 価格(税込) |
|---|---|
| 7日間/1GB | 508円 |
| 15日間/2GB | 853円 |
| 30日間/3GB | 1,058円 |
| 30日間/5GB | 1,186円 |
| 30日間/10GB | 1,984円 |
| 30日間/20GB | 3,438円 |
| 30日間/50GB | 7,794円 |
この料金は2026年8月18日時点のものです。プランの内容や価格は変更になる場合がありますので、お申し込みの前に商品ページで最新の内容をご確認ください。
正直に申し上げると、大きい容量は多くの人に必要ありません
キプロスはビーチと遺跡をまわる旅程が多く、宿にWi-Fiがあるなら、外で使うのは地図と待ち合わせくらいになります。1週間の滞在で連絡が中心なら、いちばん小さいものでも足りることがあります。
ただし使い切ると止まります。低速では続きません。レンタカーで動くなら地図が命綱になりますので、写真や動画を上げる予定があるなら、ひとつ上を選んでおくと安心です。
3北(北キプロス)へ行く場合
北キプロス用のeSIMを選びます。選び方の形は南と同じで、期間中に使える合計で決めます。
| 期間と容量 | 価格(税込) |
|---|---|
| 7日間/1GB | 508円 |
| 15日間/2GB | 853円 |
| 30日間/3GB | 980円 |
| 30日間/5GB | 1,186円 |
| 30日間/10GB | 1,984円 |
| 30日間/20GB | 3,438円 |
| 30日間/50GB | 7,794円 |
この料金は2026年8月18日時点のものです。プランの内容や価格は変更になる場合がありますので、お申し込みの前に商品ページで最新の内容をご確認ください。
南も北も行く旅程なら
それぞれの商品が必要になります。1枚で島全体をまかなう形にはなっていません。日程の中で滞在が長いほうを主にして、もう一方は短い期間のものを足す、という組み方ができます。
どちらをどれだけにするか迷うときは、日程を教えていただければ一緒に考えます。
4ヨーロッパを何か国もまわる場合
キプロスの前後にギリシャやイタリアへ寄るなら、ヨーロッパ36ヶ国に対応したものという選び方もあります。
| 期間と容量 | 価格(税込) |
|---|---|
| 7日間/1GB | 980円 |
| 15日間/2GB | 1,280円 |
| 30日間/3GB | 1,580円 |
| 30日間/10GB | 2,660円 |
| 30日間/50GB | 8,980円 |
ただし、対象国に入っているのは「キプロス」だけです
「北キプロス」は対象国の記載に含まれていません。ヨーロッパ周遊のeSIMを1枚持っていても、島の北での通信はまかなえない形になっています。
北へ行く予定があるなら、北キプロス用を別に用意してください。
キプロス1か国で完結するなら、キプロス用のほうが安く収まります(508円と980円)。何か国もまわる旅程かどうかで決めてください。周遊そのものの決め方はヨーロッパ周遊eSIMの記事にまとめています。
5買う前に知っておくこと
電話番号は発行されません
イー!SIMはデータ通信専用です。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。宿やレンタカー会社へ電話をかけたい、現地サービスのSMS認証を受け取りたい、という場合はご注意ください。連絡がメッセージアプリで足りるかどうかを、渡航前に確認しておくと安心です。
通信は4G/LTEです
5G対応ではありません。地図・検索・メッセージ・SNSであれば困ることはほとんどありませんが、高画質の動画を長時間見る想定なら、そのつもりで容量を選んでください。
使い切ると止まります
日本の格安SIMのように「使い切っても低速で使える」仕組みはありません。テザリングで使った分も同じ容量から引かれますので、パソコンをつなぐ予定があるなら、その分も見込んでおいてください。なおテザリングはできます。使う量そのものを減らす設定はバックグラウンド更新の記事にあります。
有効期限は基本的に現地到着時点から起算します
端末の条件
eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末。AndroidはPixelを推奨します。SIMロックが残っていると使えないので、日本を出る前に確認しておいてください。eSIMに対応しているかどうかはEID番号からも調べられます。
6出発前にやっておくこと
eSIMのダウンロードは、日本を出る前に済ませておいてください。ダウンロードにはネット接続が要ります。現地に着いてから始めると、空港のWi-Fiを探すところから始まってしまいます。
考え方は出発前に設定を済ませる記事にまとめています。日本のSIMのデータ通信は必ずオフにしてください。オンのままだと高額請求につながります(→ データローミングの記事)。
うまくいかないときは
「待機中」から進まない、というつまずきは原因がだいたい決まっています。その対処法をご覧ください。それでも解決しないときは音声通話付きSIMと同じ日本語サポート体制ので、遠慮なくご連絡ください。
7よくある質問
A. 商品が分かれています。キプロス用の対象国は「キプロス」、北キプロス用の対象国は「北キプロス」と記載されています。北へ行く予定があるなら、北キプロス用をご用意ください。
A. 対象国に入っているのは「キプロス」だけです。「北キプロス」は対象国の記載に含まれていません。周遊のeSIMを持っていても、北へ行くなら別に用意してください。
A. 予約票の地名で見当がつきます。ラルナカ・パフォス・リマソールなら南、キレニア(ギルネ)・ファマグスタなら北です。判断がつかないときは、地名を教えていただければお調べします。
A. 付きません。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。現地で電話をかける予定や、SMSで認証を受け取る予定があるなら、別の手段を用意してください。
A. 宿にWi-Fiがあるかどうかで大きく変わります。あるなら、外で使うのは移動中と待ち合わせくらいなので少なめでも足ります。レンタカーで地図を使い続けるなら、ひとつ上を見ておくと安心です。迷うときは日程と行き先を教えていただければ、一緒に考えます。
A. 渡航先の国によって異なります。現地の回線に接続している状態で、異常ではありません。通信ができていれば問題ありませんので、そのままお使いください。
まとめ
キプロスのeSIMは、島の南へ行くのか、北へ行くのかで決めてください。
- 南(ラルナカ・パフォス・リマソール)ならキプロス用。508円から
- 北(キレニア・ファマグスタ)なら北キプロス用。508円から
- ヨーロッパ周遊のeSIMの対象国に、北キプロスは入っていません
- 南も北も行くならそれぞれ必要です。1枚で島全体はまかなえません
- どちらも使い切ると止まります。レンタカーで地図を使うなら、ひとつ上を
- eSIMのダウンロードは日本を出る前に。着いたその場から使えます
イエローモバイルでは、キプロス滞在に合わせて2つのご用意があります。島の南をまわるならキプロス用のデータ通信専用eSIM「イー!SIM」、北へ行くなら北キプロス用。どちらも申し込みから開通までオンラインで完結し、困ったときは音声通話付きSIMと同じ日本語サポート体制。日本を出る前に設定まで済ませておけば、着いたその場から使えます。



