アゼルバイジャンへの渡航が決まって、現地の通信をどうするか調べているところでしょうか。情報が少なくて、何を基準に選べばいいのか分かりにくい国だと思います。
先に、いちばん大事なところをお伝えします。この国のeSIMは、使う量を先に見積もってから選んでください。「とりあえず多めに」で決めると、使わないぶんにお金を払うことになります。
データ通信専用eSIM「イー!SIM」を9年ご案内してきた立場から、見積もり方と選び方を整理します。
結論
- まず「1GBで何ができるか」を知ると、必要な量が見えます
- 地図・検索・メッセージが中心なら、1週間で1GBでも足りることがあります
- 写真や動画を上げるなら、そのぶんだけ上げる。むやみに上げなくて構いません
- なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。電話番号は発行されません
- 通信は4G/LTEです
このページの構成
- 1GBで何ができるか
- 使う量を減らす3つの設定
- 料金と、選び方
- 買う前に知っておくこと
- 出発前にやっておくこと
- よくある質問
11GBで何ができるか
「何GB必要か」と聞かれても、たいていの人は答えられません。1GBがどれくらいなのか、日常では意識しないからです。
目安を書きます。
| やること | 1GBでできるおおよその量 |
|---|---|
| 地図を見ながら歩く | 10時間以上 |
| メッセージアプリでやり取りする | ほぼ気にしなくて構いません |
| 検索・ニュースを読む | 数百ページ |
| 写真を送る(1枚3MBとして) | 300枚ほど |
| 動画を見る(標準画質) | 1〜2時間で使い切ります |
いちばん減るのは動画です。逆に言えば、動画を見なければ1GBは思ったより持ちます。
正直に申し上げると、多くの旅行では小さい容量で足ります
宿にWi-Fiがあるなら、外で使うのは移動中と待ち合わせくらいです。写真は宿に戻ってからまとめて送れば、外では減りません。
ただし使い切ると止まります。低速では続きません。知らない街で地図が使えなくなると困るので、ぎりぎりを狙わず、ひとつ余裕を持たせるほうが安心です。
2使う量を減らす3つの設定
出発前にやっておくと、使う量がはっきり減ります。どれも数分で終わります。
① 地図を先にダウンロードしておく
行く街の地図を、日本にいるうちにオフラインで見られるようにしておきます。現地では位置の確認だけになるので、通信をほとんど使いません。電波が届かない場所でも地図が見られるので、それだけでも価値があります。
② 動画の自動再生を止める
SNSを開いただけで動画が流れ始める設定は、気づかないうちに大きく減らします。アプリの設定で自動再生をオフにしてください。
③ バックアップと更新はWi-Fiのときだけにする
写真の自動バックアップ、アプリの自動更新。これらは何もしていないのに通信を使います。「Wi-Fiのときだけ」に変えておいてください。バックグラウンド更新をオフにする方法にまとめています。
3料金と、選び方
| 期間と容量 | 価格(税込) | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 7日間/1GB | 3,892円 | 短い旅行で、地図と連絡が中心 |
| 15日間/2GB | 7,047円 | 2週間ほど。写真を少し送る |
| 30日間/3GB | 7,878円 | 1か月。毎日そこそこ使う |
| 30日間/5GB | 11,438円 | SNSに写真をよく上げる |
| 30日間/10GB | 21,115円 | 動画を見る。パソコンもつなぐ |
この料金は2026年8月18日時点のものです。プランの内容や価格は変更になる場合がありますので、お申し込みの前に商品ページで最新の内容をご確認ください。
選ぶときの考え方
「日数」と「容量」の両方が条件です。7日間のものを10日の旅程で使うことはできません。まず日数を旅程に合わせ、そのうえで容量を選んでください。
迷ったときは、1章の「1GBで何ができるか」に戻って、自分がどれに当てはまるかを見てください。
4買う前に知っておくこと
電話番号は発行されません
イー!SIMはデータ通信専用です。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。ホテルやツアー会社へ電話をかけたい、現地サービスのSMS認証を受け取りたい、という場合はご注意ください。連絡がメッセージアプリで足りるかどうかを、渡航前に確認しておくと安心です。
通信は4G/LTEです
5G対応ではありません。地図・検索・メッセージ・SNSであれば困ることはほとんどありませんが、高画質の動画を長時間見る想定なら、そのつもりで容量を選んでください。
使い切ると止まります
日本の格安SIMのように「使い切っても低速で使える」仕組みはありません。テザリングで使った分も同じ容量から引かれますので、パソコンをつなぐ予定があるなら、その分も見込んでおいてください。なおテザリングはできます。
有効期限は基本的に現地到着時点から起算します
端末の条件
eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末。AndroidはPixelを推奨します。SIMロックが残っていると使えないので、日本を出る前に確認しておいてください。eSIMに対応しているかどうかはEID番号からも調べられます。
5出発前にやっておくこと
eSIMのダウンロードは、日本を出る前に済ませておいてください。ダウンロードにはネット接続が要ります。現地に着いてから始めると、空港のWi-Fiを探すところから始まってしまいます。
考え方は出発前に設定を済ませる記事にまとめています。日本のSIMのデータ通信は必ずオフにしてください。オンのままだと高額請求につながります(→ データローミングの記事)。
うまくいかないときは
「待機中」から進まない、というつまずきは原因がだいたい決まっています。その対処法をご覧ください。それでも解決しないときは音声通話付きSIMと同じ日本語サポート体制ので、遠慮なくご連絡ください。
6よくある質問
A. 動画を見るかどうかで大きく変わります。地図と連絡が中心なら、いちばん小さいものでも足りることがあります。動画を見るなら、そのぶん上げてください。迷うときは日程と使い方を教えていただければ、一緒に考えます。
A. もう1つ買い足すことはできます。ただし現地で設定し直す手間がかかるので、ぎりぎりを狙わないほうが結果的に楽です。2章の設定をしておけば、思ったより減りません。
A. 付きません。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。現地で電話をかける予定や、SMSで認証を受け取る予定があるなら、別の手段を用意してください。
A. 期間を過ぎると使えなくなります。容量が残っていても同じです。まず日数を旅程に合わせてから、容量を選んでください。
A. 渡航先の国によって異なります。現地の回線に接続している状態で、異常ではありません。通信ができていれば問題ありませんので、そのままお使いください。
まとめ
アゼルバイジャンのeSIMは、使う量を先に見積もってから選んでください。
- 1GBで地図なら10時間以上。動画を見なければ、思ったより持ちます
- 地図の事前ダウンロード・動画の自動再生オフ・バックアップはWi-Fiのみ。この3つで大きく減ります
- まず日数を旅程に合わせ、そのうえで容量を選びます
- 使い切ると止まります。ぎりぎりを狙わず、ひとつ余裕を
- eSIMのダウンロードは日本を出る前に。着いたその場から使えます
イエローモバイルでは、アゼルバイジャン滞在に合わせてデータ通信専用eSIM「イー!SIM」をご用意しています。日数と容量の組み合わせで選べるので、旅程に合わせて無駄なく決められます。申し込みから開通までオンラインで完結し、困ったときは音声通話付きSIMと同じ日本語サポート体制。日本を出る前に設定まで済ませておけば、着いたその場から使えます。



