モンゴルへの渡航が決まって、通信をどうするか調べているところでしょうか。日本の携帯そのままでは高くつきそうだし、現地でSIMを買うのも不安。そこで出てくるのがeSIMだと思います。
先に、いちばん大事なところをお伝えします。モンゴル向けのeSIMは、料金プランではなく「方式」から選びます。1日あたり型(3段階・1〜30日)と総量型の2方式があり、ここを取り違えると「思っていた使い方ができない」ことになります。
データ通信専用eSIM「イー!SIM」を9年ご案内してきた立場から、選び方と、渡航前にやっておくことを整理します。
結論
- 方式は2つ。1日あたり型(3段階・1〜30日)と総量型の2方式
- 1日あたり型は「1日に使える上限」を決める形。1日300MB/1日500MB/1日1GB の3段階から選びます
- 総量型は「期間中に使える合計」を決める形。使い切ったら終わりです
- どちらもデータ通信専用です。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)
- 通信は4G/LTEです
このページの構成
- モンゴルのeSIMは「方式」から選ぶ
- どちらを選ぶか
- 料金
- 買う前に知っておくこと
- 申し込みから使えるまで
- よくある質問
1モンゴルのeSIMは「方式」から選ぶ
eSIMを比べるとき、多くの人はまず「何GB必要か」を考えます。ただ、モンゴル向けについてはその前に決めることがあります。
方式です。
| 方式 | 決めるもの | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 1日あたり型 | 1日に使える上限と日数 | 旅程が決まっていて、毎日そこそこ使う |
| 総量型 | 期間中の合計の容量 | 使う日と使わない日の差が大きい |
1日あたり型は1日300MB/1日500MB/1日1GB の3段階の3段階で、日数は1日〜30日から選べます。上限に達したその日は止まりますが、翌日にはまた使えます。旅の途中で完全に止まってしまうことがない、というのがこの方式の安心なところです。
総量型は期間中の合計です。1日でまとめて使っても、少しずつ使っても構いません。ただし使い切ったらそこで終わりで、翌日に戻りません。
「◯GB」だけで比べないでください
同じ「1GB」でも、1日あたり型の1GBは1日に使える上限、総量型の1GBは期間全体の合計です。まったく別の意味の1GBなので、数字だけを並べると選び方を誤ります。
2どちらを選ぶか
旅程が決まっていて、毎日地図やメッセージを使う
1日あたり型が向いています。日数を旅程に合わせるだけで、あとは毎日リセットされます。「今日使いすぎたから明日が心配」という管理をしなくて済みます。
移動日は使うが、ツアー中はほとんど使わない
総量型が向いています。使う日に集中して使い、使わない日はそのまま残せます。1日あたり型だと、使わなかった日のぶんは翌日に繰り越されません。
どれくらい使うか、正直まだ分からない
1日あたり型から考えることをお勧めします。「今日は止まったが、明日はまた使える」ほうが、旅先での困り方が軽くて済むためです。総量型で早めに使い切ると、そこから先は通信のない状態が続きます。
迷ったら、上限をひとつ上げておくと安心です
地図とメッセージが中心なら小さい上限でも足りますが、写真や動画を上げる予定があるなら、ひとつ上を選んでおくほうが結果的に困りません。使い切ると止まり、低速では続きません。
3料金
総量型
| 期間と容量 | 価格(税込) |
|---|---|
| 7日間/1GB | 5,671円 |
| 15日間/2GB | 10,320円 |
| 30日間/3GB | 10,598円 |
| 30日間/5GB | 16,805円 |
| 30日間/10GB | 31,035円 |
1日あたり型
1日に使える上限を1日300MB/1日500MB/1日1GB の3段階から選び、日数を1日〜30日で決めます。
| 日数 | 1日300MB | 1日500MB | 1日1GB |
|---|---|---|---|
| 1日 | 842円 | 950円 | 1,454円 |
| 2日 | 1,349円 | 1,653円 | 2,661円 |
| 3日 | 1,900円 | 2,362円 | 3,874円 |
| 4日 | 2,451円 | 3,065円 | 5,081円 |
| 5日 | 3,008円 | 3,774円 | 6,294円 |
| 6日 | 3,559円 | 4,478円 | 7,502円 |
| 7日 | 4,110円 | 5,186円 | 8,714円 |
| 8日 | 4,667円 | 5,895円 | 9,922円 |
| 9日 | 5,218円 | 6,599円 | 11,135円 |
| 10日 | 5,534円 | 7,011円 | 11,844円 |
| 11日 | 6,063円 | 7,686円 | 13,009円 |
| 12日 | 6,598円 | 8,367円 | 14,168円 |
| 13日 | 6,826円 | 8,661円 | 14,689円 |
| 14日 | 7,333円 | 9,313円 | 15,800円 |
| 15日 | 7,845円 | 9,960円 | 16,916円 |
| 16日 | 7,985円 | 10,147円 | 17,238円 |
| 17日 | 8,470円 | 10,770円 | 17,238円 |
| 18日 | 8,548円 | 10,867円 | 18,483円 |
| 19日 | 8,577円 | 10,912円 | 18,564円 |
| 20日 | 8,818円 | 11,475円 | 18,864円 |
| 21日 | 8,981円 | 11,675円 | 19,471円 |
| 22日 | 9,304円 | 11,775円 | 20,392円 |
| 23日 | 9,423円 | 12,208円 | 21,310円 |
| 24日 | 9,697円 | 12,351円 | 21,410円 |
| 25日 | 9,897円 | 12,761円 | 21,926円 |
| 26日 | 9,906円 | 12,841円 | 22,026円 |
| 27日 | 10,281円 | 13,101円 | 22,100円 |
| 28日 | 10,660円 | 13,383円 | 22,206円 |
| 29日 | 10,779円 | 13,429円 | 22,376円 |
| 30日 | 10,932円 | 13,682円 | 22,576円 |
7日間の旅程で、2つの方式を比べてみます
1日あたり型(1日300MB)を7日で4,110円。毎日300MBずつ使えます。総量型の7日間/1GBは5,671円で、7日間の合計で1GBまでです。
日数で足りる旅程なら、1日あたり型のほうが安く、使える量も多くなります。総量型が向くのは、日数が長くて1日の使う量が少ない旅程です。
長く使うほど、1日あたりは安くなります。1日300MBなら、1日だけのときは842円。30日だと10,932円で、1日あたりにすると半分以下になります。9日目までは1日ぶんがほぼ一定で増えていきますが、10日目からは増え方がゆるやかになります。
1日1GBだけ、16日と17日が同じ金額(17,238円)です。この2つで迷うときは、17日を選ぶほうが1日ぶん多く使えます。
この料金は2026年8月16日時点のものです。プランの内容や価格は変更になる場合がありますので、お申し込みの前に商品ページで最新の内容をご確認ください。
4買う前に知っておくこと
買ったあとで「そんな話は聞いていない」となりやすいところです。先にお伝えしておきます。
電話番号は発行されません
イー!SIMはデータ通信専用です。なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。ホテルやツアー会社へ電話をかけたい、現地サービスのSMS認証を受け取りたい、という場合はご注意ください。連絡がメッセージアプリで足りるかどうかを、渡航前に確認しておくと安心です。
通信は4G/LTEです
5G対応ではありません。地図・検索・メッセージ・SNSであれば困ることはほとんどありませんが、高画質の動画を長時間見る想定なら、そのつもりで容量を選んでください。
使い切ると止まります。低速では続きません
日本の格安SIMのように「使い切っても低速で使える」仕組みはありません。テザリングで使った分も同じ容量から引かれますので、パソコンをつなぐ予定があるなら、その分も見込んでおいてください。なおテザリングはできます。
有効期限は基本的に現地到着時点から起算します
日本で設定を済ませても、そこから日数が減りはじめるわけではありません。出発前に落ち着いて準備できます。
端末の条件があります
eSIM対応かつSIMロック解除済みの端末。AndroidはPixelを推奨します。SIMロックが残っていると使えないので、日本を出る前に確認しておいてください。eSIMに対応しているかどうかはEID番号からも調べられます。
5申し込みから使えるまで
出発前にやること
- 日数と上限(または容量)を選んで申し込む
- 日本にいるうちに、自宅のWi-FiでeSIMを追加しておく
- QRコードのメールは、スクリーンショットでも保存しておく
- 現地に着いたら、モバイル通信の回線を切り替えるだけ
手順は海外SIMは日本で設定してから出発するにまとめています。
設定は日本にいるうちに済ませてください
QRコードを読み取ったあと、eSIMのダウンロードに通信が必要です。現地の空港で日本のSIMを抜いた状態だと、ここで止まってしまいます。日本のご自宅のWi-Fiで済ませておけば、現地でやることは切り替えだけです。
ここで止まりやすいのが2か所です。QRコードが読み取れないときは手入力で登録する方法があります。「アクティベーション中」から進まないときはこちらの手順を試してください。
申し込む前の確認
- 端末がeSIMに対応していて、SIMロックが解除されている
- 電話番号が要らない使い方かどうか(なし(データ通信専用。電話番号は発行されません))
- 旅程の日数を数えた
- テザリングを使うなら、その分の容量も見込んだ
6よくある質問
Q. モンゴルではどの回線につながりますか
A. 渡航先の国によって異なります。スマホの画面に、聞いたことのない事業者名が表示されることがありますが、これは現地の回線に接続している状態で、異常ではありません。
Q. 電話はかけられますか
A. なし(データ通信専用。電話番号は発行されません)。データ通信専用なので、通話やSMSはご利用いただけません。日本の番号をそのまま着信に使いたい場合は、日本のSIMを入れたままにする方法があります。ただしそのとき、モバイル通信の回線だけは必ず切り替えてください。日本のSIMのままだと高額請求につながります。
Q. テザリングはできますか
A. できます。ただしテザリングで使った分も同じ容量から引かれますので、パソコンをつなぐ予定があるなら多めに見ておいてください。
Q. 日数が足りなくなったらどうなりますか
A. 追加で購入する形になります。現地で慌てるより、最初から少し余裕をもって選んでおくほうが結果的に楽です。旅程が延びる可能性がある方は、申し込み前にご相談ください。
Q. 困ったときは日本語で聞けますか
A. 音声通話付きSIMと同じ日本語サポート体制です。現地で詰まっても、英語やモンゴル語でやり取りする必要はありません。
まとめ
モンゴル向けのeSIMは、方式を先に決めると迷いません。旅程が決まっていて毎日そこそこ使うなら1日あたり型、使う日と使わない日の差が大きいなら総量型です。容量の数字だけを並べても比べられない、というのがいちばんの注意点になります。
それでも迷うときは、旅程を教えていただければ一緒に考えます。日本語でお答えしますので、お気軽にご相談ください。



